一流ポンコツビジネスマンの自己投資日記

いくら大企業にいたとしても、最後に信じられるのは自分です。そんな自分を成長させるために、貪欲に成果を求めて日々インプット・アウトプットを繰り返すブログです。

『嫌われる勇気』読書ノート2

共同体感覚、他者を仲間だと思うこと。横の関係を築くこと。どんな相手であっても、一人でも縦の関係を築いていたら、自分はあらゆる人と縦の関係で接していることになる。

仕事での形上の上下関係はあるが、そこではなく、意識の中において、役職関係なく対等に考える。自分の課題に集中し、それが他者貢献になることであれば、どんな相手でも対等にしっかりと自分の意見を言うべきだ。

人は他人の為に生きているのではない。他者から承認されたい、気に入られたいという欲求は捨て去ろう。

その上で、共同体感覚にコミットするには、3つのポイントがある。自己受容、他者信頼、他者貢献である。

『嫌われる勇気』読書ノート1

まず課題の分離をすること、課題の分離とは、自分と他者の課題を切り分けること。

そして、他者の課題には介入してはならないし、自分の課題にも介入させない。お互いの課題に土足で介入することは、不幸でしかない。

人間の悩みは、その全てが人間関係の悩みだ。課題の分離は、人間関係の悩みを一気に解消する手段である。

他者の期待に応えるために人は生きているのではない。他者から好かれるために、ピエロになってはいけない。確固たる自分の課題に集中するのである。

他者からどう思われるかは、他者の課題であって、自分の課題ではない。

だから、そんな自分ではどうにもできない他者の評価を気にする必要など微塵もない。

自分の課題に集中して、そこに全神経を注ぐのである。

ここまでだと、自分は自分、他人は他人とドライな関係を想像してしまうが、課題の分離は、人間関係においての出発点である。

アドラー心理学のゴールは、共同体感覚を持つことである。

共同体感覚については、また次回。

7つの習慣読書ノート12

第一部  パラダイムと原則

「インサイド・アウト」より8

 

・正しくても間違っていても、私たちのパラダイムが態度と行動を決め、ひいては人間関係のあり方にも影響するのである

・大きな変化、劇的な変化を望むのなら、土台となるパラダイムを変えなくてはならない

パラダイムと人格を切り離すことはできない。人間においては、あり方は見方に直結するのであり、どう見るかとどうあるかは強い相関関係で結ばれているからだ。あり方を変えずに見方を変えることはできない。その逆もまたしかりだ

パラダイムの力が強いのは、世界を見るレンズをつくるからである

 

【コメント】

あり方を変えるにはどうしたらいいか?どう変えるのか?

自分のパラダイムを知る、そしてそのパラダイムを原則に沿ったパラダイムに置き換える。

僕はとにかく失敗を恐れる。自信のない発言をしてしまう。失敗が恐い、自信がないなら、策を講じるしかない。それは、論理と知の力だ。

自分の仕事がスケジュールより遅れてるんじゃないかと聞かれ、それについてイマイチ把握出来ていない、自信がないというのなら、把握するしかない。把握するには、特に中長期的な仕事だと、フェルミ推定の手法が使えるのでは。

全体を俯瞰して見る、ゴールから逆算する、仮説から始める、シンプルに考える。

一見複雑そうなものでも、極限までシンプルにしてみればいい。全体を見て、ゴールから逆算してスケジュールを立て、把握し、仮説→検証を繰り返しながら実行していく。

言うわ易し行うは難し、ですな。ただ、意識するだけでも、けっこう仕事のやり方が変わると思います。新しい仕事に取り掛かる時は特に、このフェルミ推定の考えを原則にしたいです。

7つの習慣読書ノート11

第一部  パラダイムと原則

「インサイド・アウト」より7

 

・誰しも、自分は物事をあるがままに、客観的に見ていると思いがちである。だが実際はそうではない。私たちは、世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままの世界を見ているのであり、自分自身が条件づけされた状態で世界を見ているのである

・自分の頭の中にある地図、思い込み、つまり基本的なパラダイム、それによって受ける影響の程度を自覚し、理解するほど、自分のパラダイムに対して責任を持てるようになる。自分のパラダイムを見つめ、現実に擦り合わせ、他の人の意見に耳を傾け、その人のパラダイムを受け入れる。その結果、はるかに客観的で、より大きな絵が見えてくるのである

 

【コメント】

自分の思い込みをまず捨てよう!ゼロベースで考えるのは大事ですね。自分に対しても他人に対しても徹底的にフラットに、客観的になって言葉を発したり、行動を起こしたいですね。

自分の場合は、仕事でドキュメントを作ったり、チェックしたりすることが多いですが、自分より上位役職者の意見や指摘を盲目的に信じてしまうことが多いです。

そのドキュメントに責任を持つのは、最後は自分なのに、上の人が見たからいいや、とセルフチェックを甘くしてしまい、上の人からすれば、そこまで細かく見きれないよ、というところが間違えていて、ドキュメントの提出先(現場など)を混乱させてしまったこともありました。まず自分を信じて、信じるに値する成果物を生み出すことを心がけたいです。それが自律ですかね。

その自律した自分が作った質の高いドキュメントを、さらに自律した上の役職者がよりよく直すことによって、相互依存による上質な成果物ができあがるのですね。

7つの習慣読書ノート⑩

第一部  パラダイムと原則

「インサイド・アウト」より⑥

 

・経験による条件づけが、私たちのものの見方(パラダイム)に強い影響を与えていることがわかる。わずか10秒の条件づけでさえ、見え方に影響するのだから、これまでの人生でたたきこまれてきた条件づけの影響たるや、どれほどだろうか

・態度と行動は自分が持っているパラダイムから生まれることもわかる

・態度と行動の源泉である自分のパラダイムを詳しく観察し、理解しなければ、個性主義のテクニックで態度や行動を変えようとしても、長続きしないということである

・他者との接し方もパラダイムの影響を強く受けている。自分は物事を客観的に、正確に見ていると思っていても、違う見方をしている相手もまた、話を聴けば同じように客観的に正確に見ていることがわかってくる。「視点は立ち位置で変わる」のである

 

【コメント】

自分が今までの30余年の人生でたたきこまれてきた、条件づけ、パラダイムをまず知ることが肝要だ。人に裏切られた経験、失敗をした経験、人とのコミュニケーションで自信を持てない経験、無視された時の恐怖経験、物事ほっときゃ最終的には何とかなるだろ、など、自分のパラダイムは数え上げればきりがない。

そのパラダイムを基に、様々な場面で態度や行動に出てしまう。

仕事において、自分の意見を持てなかったり、強く出られると怯んでしまったり、まぁこれくらいでいいだろうと、成果物の質を妥協してしまったり、まあいいやなんとかなるだろ精神でセルフチェックや確認、相談を怠ったり、色々と問題が出てきてしまっています。

これをなんとかするには、自分のパラダイムをよく観察し、それを原則に戻すことである。

つまり、人とのコミュニケーション(報連相含む)を大事にする、誠実に仕事に向き合う、ミスなどをして人に迷惑をかけない、前向きな自信を持って、楽しんで仕事をする。こういったところでしょうか。明日からでも職場で意識していきたいです。

7つの習慣読書ノート⑨

第一部  パラダイムと原則

「インサイド・アウト」より⑤

 

・継続的な幸福と成功の土台となる正しい原則を自分の内面にしっかりと植えつけられること

・まず自分のパラダイムを理解し、パラダイムシフトの方法を知らなければならない

パラダイムとは、平たく言えば物事の「見方」であり、物事をどう認識し、理解し、解釈しているかである。また、何らかの現実を表す理論、説明、あるいはモデルのことである

・人は皆それぞれ頭の中にたくさんの地図を持っている。これらの地図は二つに大別できる。「あるがままの状態」が記された地図(現実)、そして「あるべき状態」が記された地図(価値観)である

・物事をどう見るかが、私たちの態度と行動を決めているのである

 

【コメント】

自分のパラダイムを理解する。僕のパラダイムは、仕事に対しては、大企業病、安定志向、やりたいことよりもある程度我慢するものというパラダイムがある。原則は、ワクワクすること、自分が成長していくこと、大企業で勤めることよりも、規模は関係なく、どんな仕事をどこまで深く入り込んで仕事をするか、ということだと思う。

物事の見方を原則をベースにしていき、それを基にした言動を実践していきたい。

7つの習慣読書ノート⑧

第一部 パラダイムと原則

「インサイド・アウト」より④

 

・第二の偉大さ(才能に対する社会的評価)に恵まれていても、第一の偉大さ(優れた人格を持つこと)を欠いている人は多いものである。人格こそが第一の偉大さであり、社会的評価はその次にくる第二の偉大さである。

・無言の人格こそ雄弁

・突き詰めれば、あるがままの自分、人格が、どんな言動よりもはるかに雄弁なのである

・すべての人の手に、善または悪をなす巨大な力が委ねられている。その力とは、その人の人生が周りに与える無言の、無意識の、見えざる影響である。見せかけではない真のあなた自身の影響が、常に周囲に放たれているのだ

 

【コメント】

多くの人は、社会的評価を優先的に考え、それを向上させようと努力する。しかし、社会的評価にフォーカスする前に、自身の人格を向上させる事が、社会的評価を向上させる近道なのである。例え人格を無視して成功したとしても、それは短期的な浅はかなものである。

自分を良く見せようと、ペチャクチャと一見すごい事をかたっていようと、偉大な人格を備えた人の無言の行動には足元にも及ばない。

その事は、周りの人も自ずと分かるものである。ごまかしなどは、真の成功や幸福にとっては、邪魔なものでしかない。